海老マヨSecond Life日記

メタバース「Second Life セカンドライフ」ユーザー・エビマヨ(ebiii mayo)のブログです

10mのクリスマスコンテストに参加しました

ASUKAで行われている、もの創りチャンピオンを選ぶ Best Craftman Champion Ship、通称「クラフターズ・カップ」。vol.6「チャットキーボード」、vol.7「ヘッドセット」に続き、今回も参加してみました。

クラフターズカップ vol.8ポスター

クラフターズカップ vol.8「10×10mに表現するクリスマス」

今回のお題は「10×10mに表現するクリスマス」。送られてきた募集ポスターには

今回は貴方のアイデアで、絵を描くもよし、Primを飾るもよし。意外性いっぱいのクリスマスを表現してください

とありました。

かがみんさんを尋ねる

はて、そう言われても。こんな時はいつも的確な情報網で助けてくださる、かがみんことKagami Kohimeさんを訪ねてみよう、と「KagamiN-YA」を訪問しました。場所はこちら。

いつも親切にフォローくださるかがみんさん。今回もいろいろ教えてくださいました。長い会議(嘘)の結果、「ようはジオラマ作ればいいのね」とヲタっぽい結論に達し(笑)、よーしとアイデアを練り始めました。

しかし、小物しか作ったことがない私

しかし月末だし、出張で5日間インできないし。小さな「ピアノ」や「ラムネ」や「かき氷」や「どら焼き」やらしか作った事がない私にとって、
ピアノチャットキーボード アメムラムネ 幕末かき氷 どらやき

10mという規模はピンときません。時間もアイデアもない中、まずは作業場の確保でした。

作業場を確保する

じつは、先日ありがたい出会いがありました。ふとしたきっかけで出会った海外のユーザーさん。翻訳機でのでたらめな会話の中、なんとその方が「僕の土地を使いなさい」と、高い空の上に土地をくださっていたのです。
スカイボックスと言うんでしょうか。何度か見に行ったことがありましたがいまいち仕組みがわかっておらず、延々と空を飛んで上がるのが面倒で放置していた場所があったのです。

そうだそうだ、こういう時に使えばいいんだとひとっ飛び。10mのプリムをしいてみると、あらためてその大きさにびびります。でもなんとか実現可能そうなアイデアを模索して、仮組をしてみました。

みみぼん、きょう太さんが助けてくれる

息抜きに物作り仲間のmimibom Watanabさんに声をかけると、お友達のkyota Spittelerさんと見に来てくださいました。構想を話すとスクリプターの彼いわく、私のやってみたかったことはスクリプトを組めば可能だと。それはすごい!と盛り上がるも、ちょっとリキ入れすぎたプラン、クラフターズカップには間に合わなさそう…と弱気になっていました。

しかも「ここ、もうプリムいっぱいだよ」と。…へ?(;゚Д゚)ダ、ダメじゃん!まだ仮組なのにもう置けないの?!と、相変わらず理屈のわかっていないトンマな私。するとkyotaさんがご自分の土地を作業場にと貸してくださったのです。

kyotaさん提供の作業場

mimibomさんはさっそくスクリプトに取りかかってくださり、kyotaさんはコタツを置いてくださったりと(泣)、ありがたい援護射撃を受けた私は、出品に間に合わなくてもぜひ完成させたい!とがぜんやる気になりました。

無事完成!アドベントカレンダー

今回も、たくさんの方のご協力で完成でき、そしてクラフターズカップにも間に合わせる事ができました。前置きが長くなりましたが、どうしても伝えたかったお礼とともに、ぜひみなさんにも見ていただきたくご紹介します。私が考えた「10mのクリスマス」とは…
アドベントカレンダー」です!

アドベントカレンダー

展示会場:ASUKAシム

ASUKAの展示会場に設置してあります!

  • ASUKAシム「クラブ雷神」1Fフロアー テレポートはこちら
  • 投票期間:2007年12月2日(日)〜8(土)
  • 展示期間:12月25日(火)まで

アドベントカレンダーとは

みなさんはアドベントカレンダーをご存知ですか?
西洋ではこの季節「アドベント・カード」を送る風習があるそうです。日付をめくると聖書のメッセージだったり、箱形だとキャンディが入っていたり。日本人の私たちだと、子供のころ駄菓子屋でクジを引くと当たった数字の箱からオモチャをもらえた事を思い出します。

クリスマスといえばプレゼント、プレゼントといえばフリービー、何かみなさんに今年の感謝を伝える方法はないかな…と考えた時に思い出したのが「アドベントカレンダー」でした。

いただきもの、使い回しの部品で完成w

12/1を開けたところ 扉のアップ

kyotaさんが美しい木のテクスチャーをたくさんくださって、なかなかリアルな質感が出せたと思います。応募条件が200プリム以内という贅沢さだったので、フル活用して蝶番まで付けて自己満足。(苦笑)

中に入っている物は、試作で作っていたようなつまらない物ですが(ジョークグッズばかりw)日付が変わるたびに扉を開けられるようになりますので、12/25まで楽しみに通っていただけたら嬉しいです。(一部、趣旨に賛同しご提供いただいた物も入っています)ガワを作るより、25コのフリービーを用意する方が必死です(苦笑)

↓カレンダーについての説明看板も付けました。

アドベントカレンダーとは

↓雪だるまがみなさんをお迎えします。足下の看板をクリックいただくと、出品にあたってのご挨拶ノートが開きます。このブログの記事とかぶる内容なので、お読みいただかずとも、また読んでくださったら捨てちゃってかまいません(笑)。
かわいいフォントはAquaz Jewellさんが紹介してくれたフリーフォントサイトから取りました。いつも応援してくださって、本当にありがとう!

雪だるま

↓今回、今まで作った部品や試作品をがっつり使い回し。例えばこの雪だるまの手袋…

雪だるまの手袋

↓親指部分は、Aquazさんと私のお店、京都幕末シムの「すいぃ亭」で夏に売り出していた「幕末かき氷」のおさじ、腕の木は、スカルプテッドプリムの練習に作った「業務用の紅ショウガ一斗缶」です!

幕末かき氷のおさじ業務用の紅ショウガ一斗缶

↓雪だるまがかぶっている赤いバケツ、持ち手を止めている五角形のビスは、かき氷の器です!(苦笑)

バケツのビス幕末かき氷の器

↓ベンチも設置してみました。うまく座らせるにはポーズボールが必要だとわかり相談したら、Aquazさんがフリーのボールをごっそりくださいました。みなさんでおしゃべり場に使ってもらえたら嬉しいです。

丸太のベンチ

↓足下を照らす誘導照明はリンゴに刺したキャンドル。夜モードで歩いていただくと、ぼんやり光っています。あ、このリンゴはもちろん、デフォルトで入ってたやつ!リンデンの中の人、ありがとう!(笑)

りんごのキャンドルデフォルトのリンゴ

↓キャンドル部分は、これまた試作してたけれどプリム数がすごくてどこにも置けないまま眠っている、かき氷マシンのネジを流用しました。
TOKOROTENというソフトでこんなネジリの形ができることを知るも、ウィンドウズ版しかなくて諦めていた時、mimibomさんがサンプルでくださった部品です。ありがたく使い回しています。

キャンドルかき氷マシン

ぜひお時間あれば展示会場にお出かけください

そんなこんなで、みなさんのご協力のおかげでなんとか出来上がった「アドベントカレンダー」。粗品ばかりですが、今年一年の感謝を込めて、ぜひプレゼントをお受け取りいただければ光栄です。会場には他にも、みなさんそれぞれが表現する力作の“クリスマス風景”がいっぱい。ぜひお出かけください!

追記:3位に入賞しました!

おかげさまで3位に入賞することができました。ありがとうございました!